着物ガールズバーで京都美女との時間を大満喫した
H.N/TAKUMI
大学時代は東京で一人暮らしをしていて、1度就職した僕は長続きせず結局京都に戻ってきました。大都会よりもやっぱり程良く田舎を感じるところが好きなようで、今はホームセンターでのんびりと働く日々。
店舗によりけりと思いますが、営業と比べるとノルマがないのが魅力ですね。とはいえ、シフトは固定じゃないのでいつもバラバラ。つまり友達とも休みがなかなか合いません。
また、職場の同僚や先輩はお酒嫌いが多く飲みニケーションが全くとれない。ニュースでも最近の若者はお酒を控える傾向があると伝えていますが、僕にとってお酒は友達みたいなもの。
だってストレス社会にうってつけで、飲んでいる時はフルで現実逃避ができるわけですから。さらに休みが不定期なのは出会いも遠ざけているので、都会で感じる孤独とは違う寂しさも覚えるようになりました。
休みの日に家でじっとしているのは性分に合わないため、次第に京都を離れていた時の思い出を回収するかのように、ぶらり旅が増えていきます。
日中は晴れやかブルーな道を行き、茶屋で小腹を満たしてホッと一息。ただ、陽が沈むに連れて、やはり孤独感に包まれてしまう感情は隠しようがありません。
とある日、繁華街で自転車を押して歩いていた時、キャッチ!?と思わしき女性が飲食店の前にいるのを発見。
10メートルは離れていたので様子を伺っていると、キャバクラかスナックの印象を受けました。けど、キャバクラは看板のネオン色やデザインから一発でわかるものの、どうやら違う模様。
家に帰り調べてみると、もしかするとガールズバーなのかも?という推測ができました。キャバクラはお金がかかるというか、魔性の女にハマり沼に落ちそうなイメージがあったので行きません。
僕が見たガールズバーは、ゆるく可愛い子と飲めるという要素、あとは料金がリーズナブルという点に興味を惹かれました。それで休みの前日さっそく行ってみることに。
市街地の駅から数分のガールズバーは、玄関前に床置きの提灯があり和服姿の美人が洒落た感じで写っていて、雰囲気が入る前から伝わってきます。
お店に入ると、やや薄暗がりで間接照明が光るムーディーな空間が眼前に広がりました。
女の子は2名がカウンターに居て、本格着物というよりは厚手の浴衣ですが、今どき風でオシャレ。
「ようこそ、今日は来店してくれてどうもありがとうございます」と、カジュアルなテイストが良い!腰を下ろして、まずは好物のビールを注文。
どうやらママのような存在は居ないようですが、店長を配置しないスタンスから低料金を実現しているのだとか。
それもびっくり、キャバより少しだけ安いと思っていたのが1時間で飲み放題がついてたったの3,500円なのですから。
またセクシーなお店ではないものの、ほんのりとはだけた浴衣なので、Vネックゾーンや生足もしっかり拝めるので目の保養にもなりそう。
僕についてくれたYちゃんは身長150cm台前半ですが、妹系のキャラではにかむ笑顔に癒やされます。
「ガールズバーで働いてる理由は?」と聞いてみると「私、趣味が服屋さん巡りとカラオケなんだけど、お店でも歌えることがあるから完全に趣味の延長で働いてるの」とのこと。
歌の話から、カラオケもできるという内容になり、1曲リクエストされちゃいました。
歌唱力には全然自信がないものの、酒の勢いを借りて歌ってみることに。するとYちゃんと他のガールズバーの子、さらに男性客も拍手をしてくれました。
「ゲームのワイワイした酒場みたいやわ」と感想を言い、意外と爽快感に包まれたのが良かったです。
続いてYちゃんが歌好きというのも聞いていたから、懐メロのデュエットを打診してみると、まだ22歳なのに昭和歌謡曲を知っていてOKのお返事。
可愛い和装コスの女の子とのデュエットは楽しく、間奏の時間に、今回のお店は初めてだけどリピートしたくなってきたとしみじみ。
歌が終わった後にYちゃんからキャスト用のドリンクをおねだりされたけど、1,000円だったので全く問題ありません。
夜の世界のイメージだと、ホストしか知りませんがドンペリだとか、高いドリンクの印象しかなかったので1,000円くらいは高い内には入らないのです。
そして「月末は私服デーもあるから、ぜひお兄さんにはまた来てほしい」と言われ、快く了承しました。
会計はたったの4,500円、あっという間の1時間でした。なお、高評価したのは延長のおねだりもなかったので、逆に好印象となりました。
次は、1時間にプラス延長1時間で小計7,000円、加えてガールズドリンクで8,000円。
8,000円で2時間も楽しめる、これはもう最高のメッカではないのかと気づいた僕は、仕事にも精が出てきそうな勢いですよ。