地方のガールズバーがつまらない!?
H.N/しょうた
なんだかガールズバーマンセーみたいな体験談、口コミも多く見かけるじゃないですか。確かにお店によりますし、素敵ガールズバーに出会えるのも一期一会かもしれないですが……。
愚痴から始まりましたけど、この前会社の出張で滋賀の工場に行ったときのこと。いつも出張時には、風俗やら飲み屋で現地の女の子と知り合うことを唯一の楽しみにしているんです。今回はどんな夜遊びをしようかな~とリサーチしていると、ふとガールズバーなんか楽しそうでいいじゃないと思ったわけ。
いつもは渋谷のラウンジを使っていますけどね。たまにはリラックスした雰囲気でカジュアルに酔うのもいいかもと。
でも、結論からいってしまうとこの選択肢は正解とはいえなかった。どちらかというと、シラケてしまって全くお酒の味を感じられなかったってこと。
東京住みだからこそ、滋賀にあるガールズバーが少なく感じてしまって、その狭い選択肢の中から選ばなければならなかった。そこで考えを改めていればよかったんですが、まあこの店でいいかと繁華街にあるお店に決めたんです。
確かに繁華街は繁華街ですが、やっぱり小規模の田舎にある駅前広場って感じ。雑居ビルのテナントで入ってるガールズバーなんですけど、やっぱり店構えもミニマム。
入店すると本当にその狭さにびっくり!「すいません、一人なんですけど」と腰低く入店するも、あまり慣れていない女の子があたふたしながらテーブルの上を片付けてカウンターに案内してくれる。もう、なんでもかんでも東京のクオリティーと比べること自体がNGだと思うんですけど、初っ端から出端をくじかれた感じ。
何がどうマズかったのか、とりあえず列挙してみます。なんだかクレーマーみたいであれですけど、自分個人の意見ですから。
①セット料金が大都市の水準とほぼ同じ
確か4000円くらい払ったと思うんですけど、アルコールの種類は少ないし、キャストドリンクも田舎の店にしては高く感じました。
②キャストの士気が低い
東京なんかはガールズバーの時給ベースでも店長になってやろうみたいな意識で頑張ってる子も多いのに、その店は接客からしてマニュアルベースで言われたこと以上のことはしないという雰囲気に失望。接客で必要な空気を読んで会話することはほぼできず、無言の空間で気まずかったです。
③客がほぼほぼいない
お客が少ないスナックとかはまだいいんです。地元密着の飲みにケーションができますから。でも平成生まれのガールズバーはいろんなコンセプトがある店も多いのに、閑古鳥が鳴くってよくないし居心地も悪い。
④全てがスロー
マニュアルどうこうって話しましたけど、確かにお客への接客方法は一応教科書に書いてあると思うんです。でもなんだか、お酒の提供も遅いし、会計の時も5分程度放置されてしまうし。たまたまかもしれないけれど、もっとテキパキと対応をすべき。
⑤女の子がコーラとウーロン茶しか飲みたがらない
車社会の田舎だからかは知りませんけど、キャストドリンクもソフトドリンクばかり頼むんです。まあ、支払い単価は安くなりますけど、女の子との時間を買ってるわけだから、もう少し雰囲気を汲んで一緒にお酒を飲んでほしかった!
⑥女の子のルックスとスタイルが洗練されていない
ガールズバーだからキャバクラ、ラウンジとは違いますけど、コンビニ店員みたいなすっぴんは勘弁。最低限の女子力、お洒落はしてほしいと思いません?もう全てがネガティブじゃないですか。ちなみに女の子は3人くらいいましたが、みんな芋系の顔でした。ルックスが全てじゃないですけど、もう少し装いとか会話にも力を入れてほしかった。
「今日はお仕事帰りですか?」
「出張中なんです。滋賀は初めてなんです!」
「そうですか……」
会話のキャッチボールとは???って思いましたよね。
そうそう、自分が退店するときに1人そこそこかわいい子が入ったんですけど、もう時すでに遅し。延長で飲み直すぞ、なんて勢いは残ってませんでした。
地方の飲み屋って観光客とかインバウンドの外国人に向けたお店作りと工夫、従業員教育をすべきだと思うんですよ。
地元客はやっぱり馴染みのスナックやバーに行くわけなので、ガールズバーとか最近流行りのコンカフェは特にそう!まあ逆に言ったら観光客とかが少ない場所は、ガールズバーの需要があまりないってことなんですけど。難しいですね。
どちらにしてもライバル店が少ない業種は、競争力に欠けるってことでしょうか。
来月は沖縄に出張なんですよ。その時は地元のバーに入り浸るか、それとも沖縄ナウのガールズバーをこの目で見るべきか……。滋賀よりは観光地化されているし、アメリカナイズされた接客とかも楽しめそうですが今は地団駄を踏んで迷っています。