女子とガールズバー行ってみた
H.N/俊太
この前面白い体験をしたんでシェアしたいと思います。大学の同級生の女子と休日を過ごしていた時、非日常空間みたいなとこで飲みたいねと話していたんです。(彼女ではないです)
その子はそこまでお酒に強くなく、甘いカクテルならOKみたいな子。さすがに渋い街角のクラブに行くのも変だし、キャバクラも絶対おかしい。オヤジくさい居酒屋もNG。
そしたら、閃いたんです!そうだ、ガールズバーに行けば面白いんじゃないかって。ノリのいい彼女も「それはナイスアイデアだね」と喜んで2人してリサーチ。
いろんなガールズバーが東京にはあるんですね。そんでもって俺らがチョイスしたのは、昭和レトロをテーマにしたガールズバー。
昭和時代なんて平成生まれの俺らにとっては未知ですけど、昭和歌謡?みたいなのは最近もよく聞くじゃないですか?懐メロみたいな感じで、俺けっこう70‐90年代の日本ミュージックって好きなんですよ。
メイド喫茶でもなく、昭和とアイドルを合わせたコンセプトガールズバー、これ考えた人頭いいですよぜったい!簡単にお店の説明をすると、昭和な店内と女の子のコスプレを楽しみながら、カラオケやらゲームも楽しめるガールズバーみたいです。ただし、女の子との密な接待行為は厳禁みたいですね。
HPを見ていても、確かに懐かしいレトロな雰囲気でもうここしかないって感じで、某店舗へ二人で足を運ぶことにしました。
友達もガールズバーは初めて、しかもそんな謎なコンセプトの店だと余計好奇心をくすぐられるねと意気揚々とお店のドアを開きました。まあ、不思議な空間というのが第一印象。フンワリ光る照明、店内の壁にはどこかで見たことがあるセピア色のポスター。多分昭和の頃に活躍したアイドル歌手とかなんでしょう。
いい意味でゆるい雰囲気が流れる店内、そしてラジオで聞いたことがあるけど名前は知らない昭和歌謡のポピュラーソング、店舗に一歩踏み込んだだけで心をガッチリ掴まれました!迎え入れてくれた女の子もフリフリのスカートやらセーラー服など、古めかしくも斬新に見えるコスプレ衣装、そして前髪なんかクルッと巻いてザ・ノスタルジックって感じ。
「女性のお客さんなんて珍しいですね~!彼女さんですか?ゆっくりしていってくださいね!」と掴みのコミュ力も問題なし。
何というかスタッフも媚びない接客だし、しっかりコンセプトを遵守したサービスを徹底していて心地よさを感じました。他の夜職の女の子みたいに、バチバチのライバル感むき出しみたいなのも全くないし、なんていうかみんな素人に毛が生えたような初々しさで仲が良かったのも好印象。
リアルに昭和アイドルを見たことがない分、余計目に飛び込むキャストの姿に感動を覚え、友達と甘い甘いカクテルで古き良き日本へ思いを馳せました。なんて贅沢な時間!女の子も文句なしにキュートからキレイ目系まで揃っていたし、友達なんか「私もコスプレしたいな!」とかはしゃいでいました。
ちなみにつまみだけじゃなく、おすすめのオムライスもペロリ。また、カラオケで昭和の名曲を歌って他のお客と盛り上がれたのも収穫かな。
ちなみに女性客はいなかったけど外国人も多くて、やっぱり非日常なんだなあと思った次第。最近海外でも昭和のシティポップが流行してるっていうし、外国人観光客が多いのも納得です。
もちろん昭和の文化や時代背景に興味がないと、単なる古めかしいコンセプトのバーで終わっちゃうけど、90年代の曲にノリノリになれる人なら十分楽しめるんじゃないかな。
友達はもともとノリがいい奴なんで、カラオケしてる時に仲良くなったリーマンとデュエットしたりして相当楽しんでいたみたい。
「ガールズバーってどうなの!?って思った節もあったんだけど、想像以上に凄い!」って興奮しっぱなしでした。
その後は推し候補(同性なのに!)と写真撮影をしたかったみたいだけど、そもそも一緒に写ってしまうと接待扱いになるということで、お目当てのキャストの写真だけパチリと納め大切そうに鞄へしまっていました。面白い。
そうそう、お店の子曰く中にはキャバクラみたいに接待OKなお店もあるみたい。でも、結局その辺はお客にとっては分からない部分も大きいし、来店して痒い所に手が届くサービスが利用できないってパターンは少し残念かも。
でもね、こうやって初めての場所に飛び込んで、色々経験してみるのもいいもんだなあと実感しました!次回は二丁目のおかまバーとか平成の歌姫とかをテーマにしたガールズバーを開拓したいと友達と話しています。