女子高生コスのガールズバーにハマってます
H.N/ヨット
僕は高校を卒業してすぐに働き始めました。今年で3年目になりますね。漁業用具を扱う会社の営業を担当なのですが、当初は車両に乗せる自社商品を運んだり、月に1回県外への出張をしたり、体もクタクタになる日々が続いていました。
けれど、2年を超えたあたりから余裕が生まれ、得意先の事務職員と出会い恋愛もするようになったんです。ですが不運にもそんな彼女とも3か月前に別れてしまい、心のスキマが徐々に広がっていきました。
ちなみに僕は、お客さんを相手に営業をするのは好きで積極的に取り組んでいるのですが、社内の飲み会は参加しないことが多く、残業もほとんどしないため、社内コミュニケーションはおろそかにしているといった現状です。
コンパがあっても不参加で、みすみすとチャンスを逃してしまっていたのです。ただ、僕より9歳年上の係長とだけは仲が良く、馬が合うのでふた月に1度くらい釣りに行きます。そんな時、たまたま彼女の話になりました。
その時に今はやや孤独を感じるものの、急いで彼女を作る気までにはなっていないと、素直に心境を打ち明けました。
すると「君は恐らくキャバクラには向いていないかも。でも、年齢的にいうとガールズバーならおすすめできるかな」という言葉が。
確かに、キャバ嬢というとノリノリなテンションで挑まなければならないだろうし、色恋営業を受けると沼にハマってしまいそう。
そのような心情まで、係長には見事に見透かされた気がしました。
ガールズバーなら、付きっきりじゃないから気負いすることもなくフリーな時間もあるのだとか。
その時はなかなか踏ん切りがつかず、再び営業をこなす毎日に戻ったのですが、やっぱり気になって仕方がなくなり、「もし時間があるなら僕とガールズバーに行きませんか?」と課長を誘ってみました。すると「俺も最近は行ってないからOKよ」と嬉しいお返事。
ただ係長に見つけてもらうのは申し訳ないと思ったので、店舗探しは僕がやることにしました。地元鹿児島の天文館エリアにずらっと店舗が並んでいるようで、コンサバな格好からバニーガール・制服などいろいろあって、戸惑いながらもウキウキとして検索します。先輩は女子高生コスプレフェチというのは聞いていたので探してみると、ちょうどピッタリなお店を発見しました。
お店に電話をしてみると、週末でも予約なしで入れるから大丈夫と言われたので21時過ぎにふたりで出向くことに。
そして当日。カウンター席は広々としていて、3名くらいのお客さんが居ました。女性キャストさんは不細工な子が0で、皆可愛い。
僕たちについてくれた子は2人で、僕についてくれたAちゃんは毛先がカールしたロングヘアの美少女です。白のカーディガンにリボン、チェックのスカートは激ミニ。
「こんなにミニでありながら美脚で、め、目の保養になります」とうっかり変な言葉を発しましたが「マイクロミニって言うんですよ~!でもお兄さん面白いです」と反応も悪くない。
ちなみに60分の飲み放題で入りましたが、ビールを思い切り飲めるのと可愛い女の子たちに囲まれる満足感を味わえて、3,000円なのがコスパに優れているなと感心しました。
お酒も入り緊張もほぐれたところで「私もキャストドリンクが飲みたいな」とAちゃんからおねだりがありました。
え?何か高いボトルでもプレゼントしなければいけないのかなと一瞬沈黙しましたが、すかさず係長が「うんいいよ!どんどん飲もうよ」とフォローしてくれました。
どうやら1,000円で女の子にもドリンクをあげられるらしく、何千何万とするわけではないため全く抵抗感がありません。これだけ気分上々にさせてくれているので、お酒のおねだりなんて安いものです。
僕が女の子と楽しくお酒を飲む一方で係長のほうも、他の女の子と仲睦まじくトークをしています。
40分くらい経ったあとに、カウンターに1人増えましたが、本当に全員顔面接かな?というくらいハイビジュアルの子ばかりです。
そうして時間があっという間に来て「延長しませんか?」の声に応じ、もう1時間ほど楽しみました。延長は3,500円でしたが飲み放題も継続されているうえ、たった500円アップなので低料金に変わりはありません。 残りはAちゃんとカラオケのデュエットをしたり、話足りないことを話したりでしたが大満足。
お店を出たあとに係長へお礼を言うと「20代前半の可愛い子の女子高生コスが見られて、生き返った感じだわ」とご満悦で良かったです。そして係長と来月、またこのお店へ行くことにしました。
カラオケも使えて、女子高生コスも拝める、ロープライス。これはもう行かない方が損だと、しばらくの間はリピートをしまくる決意をしました。